強調構文と省略構文の処理(おさらい)
メールマガジン「翻訳上達通信」
~柴田プロフェッサーの翻訳レッスン~
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柴田裕之(しばたやすし) プロフィール:翻訳家、バベル翻訳大学院(USA) プロフェッサー。
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こんにちは。プロフェッサーの柴田裕之です。
先日の台風はものすごい風でしたね~
自然の威力には畏怖の念をおぼえます。
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今日のポイント
■ 強調構文と省略構文の処理
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強調構文とは、It is~that...という形をとる構文で、~の部分を強調します。
通常は、「...なのは~だ」という具合にうしろから訳されることが多いのですが、
ここでは頭から訳しつつ強調のニュアンスを出す練習をしてみましょう~
たとえば、It was Wednesday that she finally received the letter.という英文は、
型どおり訳すと、「彼女がようやくその手紙を受けとったのは水曜日だった」となります。
しかし、前から順に訳して、「水曜日になってようやく彼女はその手紙を受けとった」ともできますね。
次に、省略構文を見てみましょう。
英語では、繰り返しを避けるために、言葉が省略されることがあります。
たとえば、Some people drink it hot, others cold.という文では、drink itという動詞・目的語のくりかえしを嫌って、othersのあとにくるべきdrink itを省いています。
省いたまま直訳すると、「ある人々は熱くして飲むし、ほか冷たい」のような文になり、意味が全く伝わりませんね(笑)。
このような場合は、あえて繰り返しを気にせず、
「熱くして飲む人もいるし、冷やして飲む人もいる」と訳したほうがスムーズです。
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